こんにちは!
今回は私のイチオシであるチームの紹介をさせていただきます。
その名も,
シカゴ・ホワイトソックス
MLBをお好きの方はご存知かもしれませんが,元ヤクルトの高津臣吾さんや現ロッテ監督の井口資仁さんも在籍した,大都市シカゴに本拠地を置くチームです。
本記事ではホワイトソックスの魅力を存分にお伝えできればと思います!
それでは行ってみましょう!
目次
チーム情報
まずはチーム情報を簡単に。
- 球団設立:1901年
- ワールドシリーズ制覇:3回(1906, 1917, 2005)
- 地区優勝:5回(1983, 1993, 2000, 2005, 2008)
井口資仁選手がプレーした2005年のワールドシリーズ制覇はご存知の方もいるかもしれませんが,2019年まではプレーオフとは無縁のシーズンを繰り返していました。
過去には殿堂入りしたフランク・トーマス選手や通算439本塁打のポール・コネルコ選手,完全試合を達成したマーク・バーリー投手などが在籍しました。
長いチーム再編期を経て,昨年2020年にはア・リーグ中地区2位で12年ぶりのポストシーズン進出を果たしました。
2021年シーズンは6月25日で中地区首位を走っており,今年も期待が持てそうです。
充実の先発投手陣
今シーズンの好調の要因は何といっても先発投手陣の頑張りにあります。現在の先発陣はこちら↓↓
- ランス・リン (Lance Lynn)
- ルーカス・ジオリト (Lucas Giolito)
- カルロス・ロドン (Carloss Rodón)
- ダラス・カイクル (Dallas Keuchel)
- ディラン・シーズ (Dylan Cease)
6月25日時点で全員が5勝以上を挙げ,防御率も3点台以下と充実した内容となっています。
特に今年テキサスから加入したランス・リン,昨年まで怪我で苦しんでいたカルロス・ロドンの活躍は目覚ましく,ホワイトソックス躍動の原動力になっています。
ランス・リン,11奪三振完封試合↓↓
https://www.mlb.com/news/lance-lynn-throws-shutout-against-royals
カルロス・ロドン,ノーヒッター達成↓↓
若さと才能あふれる野手陣
打線にも注目すべき選手がたくさんいます。挙げるときりがなくなってしまうので,ここでは3人ピックアップしたいと思います。
- ホセ・アブレイユ (José Abreu)
- ヨアン・モンカダ (Yoán Moncada)
- イェルミン・メルセデス (Yermin Mercedes)
【打点王】ホセ・アブレイユ
チームダントツトップの53打点(6/24現在)を挙げている頼れる主砲です。
パワーはもちろんのこと,逆方向に狙いすました進塁打も打てるスマートな打者です。
リーグMVPに輝いた2020年に続き,今年も打点を荒稼ぎしています。
【開花した才能】ヨアン・モンカダ
もともとボストン・レッドソックスのNo.1プロスペクトだったモンカダは,2016年12月に当時ホワイトソックスの絶対的エースだったクリス・セールとのトレードでチームに加入しました。
スイッチヒッターで左右ともにしなやかな打撃が特徴で,打率・長打の両立ができる数少ない打者の一人です。
【超新星】イェルミン・メルセデス
MLBデビューから8打数8安打(MLB記録)
衝撃的なデビューを飾った今年大注目のルーキー,メルセデス
大きな体と対照的にコンパクトなスイングでシーズン序盤にヒットを量産しました。
6月に入って調子を落としてしまいましたが,今シーズンのホワイトソックスのキーマンになるのは間違いないでしょう。
心配な点も。。
好調を維持しているホワイトソックスが,心配な点が2つあります。
相次ぐ怪我人
今年に入って主力の怪我による離脱が相次いで発生しています。
昨年新人王を争ったルイス・ロバートや中軸を担うエロイ・ヒメネス,コンタクト率MLB1位のニック・マドリガルなど,活躍が期待された選手が長期の離脱を強いられる状態が続いています。
長いシーズンを戦う中で,主力複数人の長期離脱は非常に痛いです。
リリーフ陣の不調
躍動する先発陣とは対照的に,リリーフ投手陣は不安が残ります。
特に上位チームとの対戦では,後半にダメ押し点を取られたり,逆転を許す場面が目立ちます。
ポストシーズンを見据えるとここの改善は不可欠となるでしょう。
圧倒的な投球を見せているクローザーのヘンドリクスまでどうやってリリーフをつないでいくかが今後の大きな課題になりそうです。
まとめ
今回はシカゴ・ホワイトソックスについて紹介させていただきました。
先発・野手ともに魅力あふれるチームで個人的にはかなり注目しています。
怪我人,リリーフ陣の不調を乗り越えてポストシーズンでの活躍を期待したいですね!
- 全員防御率3点台以下!充実した先発投手陣
- 才能あふれる強力打線!
- 怪我人,リリーフ陣の不調が課題!
最後までご覧いただきありがとうございました!
See ya!